リヴァプールは3日、FAカップ5回戦でチェルシーと対戦し、0-2で敗れて大会からの敗退が決定した。この試合で8試合ぶりの先発出場を飾り、フル出場を果たした日本代表FW南野拓実のパフォーマンスについて、イギリス地元紙『リヴァプール・エコー』は「ライン間でプレーした際には常に脅威だった」と高評価を与えている。
先週のプレミアリーグ第28節ワトフォード戦に敗れて今季リーグ戦初黒星を喫したリヴァプールは、大きくメンバーを入れ替えてFAカップ5回戦チェルシー戦に臨んだ。この試合で南野は8試合ぶりにスタメンに名を連ね、最前線で小気味よくボールに絡みながらチャンスに顔を出した。
『リヴァプール・エコー』のチーフ記者であるイアン・ドイル氏は、結果こそ残すことができなかったものの南野を高く評価。今回の試合における見解を示した。
「ナンバー9(最前線)の位置でプレーした彼は、立ち上がりからシャープな動きを見せて(チェルシーのドイツ代表DF)アントニオ・リュディガーに対するブロックプレーからチャンスを演出した。他にも(セネガル代表FW)サディオ・マネへの好パスやゴール前で決定機にも絡んだ。チームメートとの理解も進んでおり、とりわけマネとのリンクプレーは非常に印象的だった。後半は周囲の停滞ぶりに引きずられたものの、ポジションを下げてライン間でプレーした際には常に脅威だった」
また、ドイル記者はチームの敗戦に言及しつつ「彼のパフォーマンスは悲しい夜の中で今後の励みになるものだった」と南野のパフォーマンスを称賛。今後のさらなる成長に期待を示している。
なお、南野がフル出場したFAカップ5回戦チェルシー戦の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴が可能だ。
リヴァプールは7日、プレミアリーグ第29節でボーンマスと対戦。この試合は日本時間7日21時30分からDAZN(ダゾーン)でライブ配信される予定となっている。
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