ブラジル戦の敗戦を経て前を向く鎌田大地。「彼らとの差をしっかりわかった上で自分たちが成長するだけ」 ｜ 日本代表

パラグアイ戦では先発出場を飾り、ブラジル戦では途中出場と、2試合ともにインサイドハーフのポジションでプレーした鎌田は、自身のパフォーマンスについて「代表で初めて4-3-3をやって、自分もそこができるとは前から言って来ていた。それが見せられていると思うし、いつもどおりのプレーはできている」と評価。0-1で敗れたブラジル戦に関しては「ブラジルはドイツ、スペインと比べて、もうワンランク上のチーム。ブラジルは強いんだなと肌感覚で感じましたし、彼らとの差をしっかりわかった上で自分たちが成長するだけ」と口にした。

また、鎌田はブラジル戦を経て、スペインやドイツと戦っていくためのポイントを明かした。

「基本的にボールを持てない時間が多くなってきますし、ブラジル戦もゴールキックからビルドアップを試みましたが、ああいうレベルになると僕たちだけではなく、上のチームと下のチームが対戦しても綺麗にビルドアップからゴールを取るのは難しい。ブラジルも日本が引いて守っていたときはうまく攻められなかった。彼らも奪って速く攻める形だった。現代サッカーはそういう風潮ですし、ボールを保持するときはうまく保持しますが、上のチームとやるときは守備でいい形で奪ってからのショートカウンターがすごく大事になってくるかなと思います」

地元・関西での2試合に向けては「チームとしては1勝1敗で残り2試合。しっかり勝ち切って終わりたい。個人としても試合に出た時は得点など目に見える結果が出ればいいなと思います」と語った鎌田。関西の地でゴールやアシストといった数字を残すことができるか注目だ。

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