チェルシーは28日、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属していたブラジル代表DFチアゴ・シウヴァの獲得を発表した。契約期間は1年で、さらに1年の延長オプションが付随している。また、2019-20シーズン限りでニースを退団したフランスU-21代表DFマラン・サールも確保。契約期間は2025年6月までで、2020-21シーズンは他クラブで武者修行させる見込みだ。
2012年夏にミランを去ったチアゴ・シウヴァは、PSG在籍8シーズンで公式戦315試合に出場。主将の重責も担い、7度のリーグ・アン制覇などを達成した。チェルシー加入に際し、百戦錬磨のセンターバックは「フランク・ランパード監督率いるエキサイティングなチームの一員になれて本当に嬉しいよ。スタンフォード・ブリッジで、チェルシーファンの目の前でプレーできるのを楽しみにしている」と喜びを口にした。
一方、フランスの世代別代表で主力を務めてきたマラン・サールは、2016年8月にトップチームデビュー。10代ながらも定期的な出場機会を得ると、2018-19シーズンにはリーグ戦35試合に出場した。4シーズンで公式戦119試合に出場したが、ニースとの契約延長には至らず、シーズン終了後に退団していた。
エヴァートンやナポリなど複数クラブからの関心が伝えられていた逸材センターバックの獲得に成功し、チェルシーのディレクターを務めるマリーナ・グラノフスカヤ氏は「マランを獲得するチャンスは私たちが逃すことができないものでした。将来性は素晴らしく、レンタル移籍先でのプレーも注視します。クラブに迎えることができて非常に嬉しいです」とのコメントを出している。
なお、チェルシーはこの夏、ハキム・ツィエク、ティモ・ヴェルナー、ベン・チルウェルなども獲得済み。大型補強を敢行している。
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