2002-03シーズンを最後に、コッパ・イタリア優勝から遠ざかっているミラン。ステファノ・ピオリ指揮下においては、2年前に準決勝でユヴェントスに敗れ、昨年は準々決勝でインテルの前に屈した。今年はラウンド16において、19年前にミランのエースだったアンドリー・シェフチェンコが率いるジェノアとの対戦を迎える。
指揮官のピオリは、試合前日にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じると、ジェノア戦へ意欲を見せつつ、チームの台所事情に言及した。
「イタリア杯は、我々のクオリティを示す良い機会だ。あらゆる大会において、最大限の力を発揮しなければならない。最初の目標は、明日の試合で勝利を収めることだ。ジェノアは難しい時期を過ごしており、おそらく決意をもってこの試合に臨んでくるだろう」
「我々は偉大な試合を見せられるよう、心構えをしておかなければならない。ヴェネツィア戦を良い形で終え、チームは良い準備ができている。不在の選手はまだ多いが、良い成績を収めるために必要な選手たちはいる。(出場停止となるズラタン)イブラヒモヴィッチのことは残念だが、(オリヴィエ)ジルーの状態は良い。彼が攻撃陣を引っ張ってくれるだろう」
トップ下のポジションでは、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)の息子である20歳のダニエル・マルディーニにチャンスが与えられる見込みとなった。
「ダニエルは良い取り組みを続けていて、大きく成長している。昨年よりも選手として完成に近づいたように見える。明日は彼にとって良いチャンスかもしれない」
最後にピオリは、ジェノア監督就任からセリエAで9戦未勝利と苦戦するウクライナ出身の元ミランFWにエールを送った。
「アンドリーは賢く、有能な指揮官だ。彼が最高のキャリアを築くことができるよう祈っている。どんな指揮官にも、このような難しい時期はやって来る。だが彼なら、困難から抜け出すために全力を尽くせるはずだ」
放送・配信予定
- ミラン対ジェノア
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年1月14日(金)日本時間5:00
- 実況:北川義隆
- 会場:サンシーロ
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