この試合で先発出場した南野拓実は、前半8分に先制点をあげると、66分にはチーム7得点目となる追加点をあげ勝利に貢献した。南野はこれで歴代最長となるワールドカップ予選6試合連続で得点を決めている。
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流石のパフォーマンスだった。
対戦相手のミャンマーは、元々実力差もある上に、国内の事情からベストメンバーを組めずに来日。勝利は最低限のノルマだった。それだけに、「いかに早い時間帯で先制点を取れるか(南野)」は、南野自身にとって重要なテーマだった。主役こそ5得点をあげた大迫勇也に譲ったものの、見事、自身の先制弾で設定した課題をクリアした。
そのゴールは、フランクフルト(ドイツ)で活躍する鎌田大地との見事のコンビネーションによるもの。左サイドから走り込んだ南野は中央でボールを受けた鎌田、と軽快なワンツー、技ありのフィニッシュに持ち込んだ。
共にMFとDF間のスペースを使うタイプの鎌田とは「かぶらないように」と試合前から話していたという。前半はトップ下と左サイド、後半はツーシャドーと互いの関係性は変わったものの、「考えながらやっていた」と話すように柔軟に互いの良さを引き出した。
だが、今日対戦したミャンマーは実力差もある、通用して当たり前。それゆえ、最終予選、そしてワールドカップを見据え、鎌田とのコンビネーションは「使える武器になっていないといけない」と、まだまだ改善に意気込みを見せている。
このあと、今日戦ったチームはA代表組とU24組に分離するが、南野はA代表組に引き続き帯同する。次は、6月3日に札幌ドームで行われるジャマイカ代表との親善試合を戦う。ジャマイカは欧州でプレーする実力派も多数擁しており、その武器を研ぐには格好の相手。来年の大舞台に向けて、南野と周囲の進化が楽しみだ。
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