今季はマジョルカへ期限付き移籍中の久保建英。シーズン後には一度レアル・マドリーへ復帰することになるが、来季も武者修行を積むことになりそうだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
昨夏加入し、プレシーズンでも輝きを見せた久保。ジネディーヌ・ジダン監督はチームにとどめることを願ったが、出場機会を求めてマジョルカ移籍を選択した。序盤こそ慎重な起用が続いたが、中断前の3試合で2ゴール1アシストと着実に結果を残している。
マジョルカへのレンタルは1シーズンのため、来季以降の去就に注目が集まる18歳の日本代表MFだが、再び貸し出される可能性が高いという。『マルカ』は「(新型コロナウイルスの影響で)奇妙な状況にもかかわらず、レアル・マドリーは出場機会を必要とする選手の未来を探すために忙しい夏になると予想される」とし、期限付き移籍中の選手たちの去就に関して多くの決断を迫られると指摘した。
そして「その中にはクボやヘイニエルのように、ヨーロッパでの経験を求める選手も含まれているかもしれない」とし、久保は来季も武者修行を積むことになるだろうと予想している。
なお同紙によると、レアル・マドリーは「ローン選手の管理法を見直し、スポーツマネジメント部門に契約内容の詳細を分析する部署を設置した。今後はより詳細に観察することになる」と上層部に変化があったと分析。「移籍先のクラブやそのプレースタイル、指揮官の好みや若手選手への評価など、すべてを正しい移籍のために確認することになる」と綴っている。
また「現在36人と契約があることを考えれば、来季はファーストチームだけで10選手がレンタル移籍の可能性がある」と多くの選手が他クラブへレンタルされるだろうと予想した。
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