アーセナルのミケル・アルテタ監督は、リヴァプール戦の内容を振り返った。
プレミアリーグ第27節延期分で、リヴァプールをホームに迎えたアーセナル。8連勝中の相手に前半は互角の戦いを演じたが、54分にディオゴ・ジョタのゴールを許すと、62分にもロベルト・フィルミーノに追加点を許す苦しい展開に。最後まで相手のゴールを破ることはできず、0-2で敗れている。
善戦するも敗れたアーセナル。これで連勝は「5」でストップしている。試合後、アルテタ監督はクラブ公式HPでコメント。内容には満足感を示しつつも、ボックス内での決定機で差があったことを認めている。
「(チャンスを逃したことが試合を決めた?)まったくもってその通りだ。結果はパフォーマンスを正しく反映したものとは思えないし、多くの場面で優れていたと思う。計画したことはすべて実行できた。選手たちは自分たちがやりたいプレーを勇気を持って行い、インテンシティやゲーム理解も、本当に高いレベルで実行してくれた」
「だが、残念ながら試合はボックス内で決まる。今日はそれが決定的な差となった。この試合から何も得られなかったのは残念だね」
「(リヴァプールとの差は)ファイナルフェーズだ。それ以外の差はあまりなかったと思う。彼らとの差はだいぶ縮まったように思うが、十分ではない。我々はゴールを奪えず、彼らは2ゴールを奪ったのだからね」
また、試合後のチームの雰囲気について「自分たちがどれほど良いプレーができたかわかっているからこそ、みんな落ち込んでいた。(元日の)マンチェスター・シティ戦や今回のリヴァプール戦、互角に渡り合っていたのに敗れてしまった。我々はもっと得られるはずだったが、現実的にはそうではない。ボックス内での差が違いを生むんだ」とトップチームとの差を語った。
勝ち点51から伸ばすことができなかったアーセナルだが、2試合消化が少ない中で5位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点50)、6位ウェスト・ハム(同48)を抑えて4位をキープしている。
指揮官は「選手たちはトップ4争いのプレッシャーに耐えられるか?」と問われると、「今夜それを証明した」と自信をのぞかせた。
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