マンチェスター・ユナイテッドは、ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得を諦めていないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
2020年夏の移籍市場でサンチョに関心を寄せていたと伝えられるマンチェスター・U。しかし、ドルトムント側が交渉期間として設定していたプレシーズンキャンプ開始の8月10日までに合意には至らず、破断に終わったとされている。
とはいえ、今回の報道によればマンチェスター・Uはサンチョへの関心を継続しており、10月5日までにオファーを送る可能性があるという。『スカイスポーツ』のリポーターやプレゼンターを務めるダルメシュ・セス氏は、以下のように語った。
「ドルトムントとこの取引の関係者は、ユナイテッドのアプローチに『困惑している』と私に言ってきたよ。ユナイテッドはサンチョ獲得へ向けて残りの移籍市場で動くかもしれないし、サンチョが受け入れることを期待しているだろう」
ドルトムント側の関係者が「困惑している」と明かしたセス氏。続けて、ドルトムントがプランを再考しなければならなくなる可能性を指摘し、オペレーションを遂行する難易度の高さを強調している。
「問題は、ドルトムントが代役を連れてくる必要があること。彼らはサンチョを含めたプランを立てていた可能性がある。(代役を探すとすれば)時間がかかるだろう」
続けて、ここまでは派手には動いていないマンチェスター・Uに対して、強気な交渉を持ちかけてくるクラブが増えるだろうと推測した。
「ユナイテッドはライバルクラブが補強を行うのを見てきたはずだ。結果として、売却するクラブは『必死なにおいがする……価格を吊り上げられる』と考えるだろう。我々が以前に離した“ユナイテッド税”は、移籍市場が終わりに近づくにつれて高騰するだろう」
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