チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、DFアントニオ・リュディガーの退団について語っている。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
トゥヘル監督の下で欠かせぬ存在として活躍しているリュディガー。昨季のチャンピオンズリーグ制覇にも貢献したドイツ代表DFだが、現行契約は今季までとなっていた。しかしクラブ側は延長を望んでいたものの、選手はオーナーの問題などを考慮して退団を決意。先日、トゥヘル監督も認めていた。
そしてマンチェスター・ユナイテッド戦前の会見で、リュディガー退団について再び問われた指揮官は「誰もが好ましいものではないと思うよ」としつつ、以下のように続けている。
「彼はドレッシングルームに自信を与えてくれるし、ユニークなキャラクターで傑出したレベルのプレイヤーだ。責任感も強いね」
「この決断を喜ぶものはいない。だが、我々は受け入れなければ。好き嫌いにかかわらず、トニが去ったあとでもチェルシーの人生は続くんだ。我々にとって最も重要なことは、最高のレベルで始まったように終わることだよ」
また、リュディガー退団後のチーム作りについて「それは私の仕事。この状況がどのように解決されていき、移籍市場でどう活動できるかにかかわらず、今いるチームからベストを引き出そうとするだろう。限界までプッシュするつもりだ」とし、「来季のプレシーズンから満足しようがしまいが、人生は続いていく。私は全身全霊で取り組むつもりだ」と話している。
なお、リュディガーにはバルセロナやバイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスなど様々なクラブが獲得に動いていたが、すでにレアル・マドリードと条件面で合意したことが伝えられている。
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