リヴァプールに所属するDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、同僚MF南野拓実への期待を語った。スペイン『One Football』が伝えている。
2020年1月にリヴァプールに完全移籍加入したものの、なかなか出場機会を得ることができていない南野。2021年冬から半年間はサウサンプトンでプレーし、2021-22シーズンにはリヴァプールに復帰したが、これまでリーグ戦で出場帰化は与えられていない。
また、公式戦全体でも今季2試合の出場のみと苦戦が続く南野。アレクサンダー=アーノルドは、日本代表MFがプレシーズン中に好調だったことを強調している。
「プレシーズンのトレーニングで彼は本当によくやっていた。とても良かった。数年前のチャンピオンズリーグで彼と初めて対戦した時、彼はどれだけ優れているかを示していた。おそらく、彼はもっと多くのプレー時間、出場機会があると思っていただろう」
一方で、出場時間が増加しない理由に選手層があると指摘。しかし、南野はすでにサウサンプトンで力を示すための経験を積んできたと紹介した。
「でも、ワールドクラスの選手が揃うワールドクラスのクラブにいれば、他の選手を押しのけてやっていくことは簡単じゃない。プレー時間を得るため、自分自身を証明するために他のクラブに行かなければいけない時だってある。彼は昨シーズンにそのようにして、サウサンプトンで数ゴールを奪って経験を積んできた」
南野のキャリアに注目し、冷静な見解を示しているアレクサンダー=アーノルド。今後については「今シーズンにもう少しプレー時間を得るためにボビー(ロベルト・フィルミーノ)やディオゴ(ジョタ)、他のアタッカー陣を押しのける兆しを示している」とポジティブな言葉を発している。主力として活躍する同僚の後押しは、南野にとって大きな意味を持ちそうだ。
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