アトレティコ・デ・マドリードのエンリケ・セレソ会長は、FWジョアン・フェリックスが来季もチェルシーでプレーする可能性が消滅したことを明かした。
この冬の移籍市場でディエゴ・シメオネ監督と関係不和によりアトレティコを離れ、今季限りのレンタルでチェルシーに加わっていたJ・フェリックス。来季以降もチェルシーでプレーし続けることも噂されていたが、どうやらその可能性はなくなったようだ。
セレソ会長によれば、 チェルシーを新たに率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、J・フェリックスを戦力に数えていないとのことだ。
「知らされてから24時間も経っていないことだが、チェルシーの新監督はジョアン・フェリックスを戦力に数えていない。レンタル期間が終われば彼はここに戻ってくることになる」
「私たちはまだ何も予定していない。とりあえず彼はアトレティコ・デ・マドリーの選手だ」
セレソ会長はその一方で、J・フェリックスのレンタル移籍後にアトレティコのエースの座を取り戻したFWアントワーヌ・グリーズマンについても語っている。
「私にしてみれば彼は欧州最高の選手だ。すべてをうまくこなしている」
「彼が一度退団してバルセロナに移籍したとき、私はここにいるよりも金は手にできないぞと言ったが、それでも彼はメッシとプレーすることを望んだ。結局、あそこでは適応できず、辛い思いをすることになった。アトレティコ復帰は完全な成功となったね」
なおアトレティコはJ・フェリックスがレンタル先のチェルシーで評価を上げ、今夏移籍金1億ユーロ前後で売却することを希望していたとされるが、どうやらその目論見は崩れた模様。J・フェリックスはチェルシーへのレンタル後にシメオネ監督やそのプレースタイルを批判するようなコメントを繰り返していたが……今夏の動向に注目が集まる。
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