ユヴェントスOBのクラウディオ・マルキージオ氏が、マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバに復帰を呼び掛けている。サッカーメディア『Goal』が伝えた。
2018年にはフランス代表のワールドカップ（W杯）制覇にも貢献し、世界トップクラスのミッドフィルダーとして名を馳せるポグバ。しかし、2020-21シーズンは不調が騒がれており、スタメンを外れる試合も増えている。
そんなポグバがマンチェスター・Uで苦境に晒されるのは今回が初めてではない。同クラブの下部組織出身であり、2011-12シーズンにトップチーム昇格を果たしたが、その際は定位置を与えられず2012年夏にフリーでユヴェントスに移籍した。
そして、大型MFの才能はユヴェントスで開花。主力として4度のセリエA制覇を経験するなどしてトッププレーヤーの1人として数えられることとなり、2016年夏にマンチェスター・Uに完全移籍で復帰する際には、移籍金が当時の史上最高額である総額1億1000万ユーロにも上った。
しかし、その華々しい歩みから一転して苦しくなっている現状に、マルキージオ氏はSNSを通じて「ポール・ポグバ、君はユヴェントスに来た方が良い。また幸せになれるはずだ。僕もそうだ」とメッセージを送っている。
今シーズンの公式戦11試合中、先発が5試合にとどまっているポグバ。先日には「キャリアの中でこれほど困難な時期は知らなかった」とこぼしたが、何らかの決断を下すことはあるのだろうか。
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