レアル・マドリードはDFエデル・ミリトンとの契約を延長する考えのようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
2019年、移籍金5000万ユーロでポルトからスペイン首都に到着し、レアル・マドリード史上最高額のDFとなったミリトン。加入当初こそ実力が疑問視されたものの、昨季終盤に定位置をつかむと、もう控えになることが考えられないパフォーマンスを見せ続けている。
ミリトンの今季ここまでのデータは、デュエル勝利数が欧州5大リーグ1位（189回）、ヘディングでのクリア数が6位（66回）、ボール奪取数が7位（189回）、空中戦勝利数が9位（84回）となっており、さらにパス成功数が9位（1799本）、ロングパス成功数18位（118本）と攻撃の組み立てにも貢献。欧州を代表するセンターバックとなりつつあることが数字にも表れているが、ただしその年俸額は350万ユーロと比較的安価となっており、レアル・マドリードは2025年まで結ぶ契約を延長して待遇面を改善する考えとのことだ。夏のバケーション前には、話し合いがスタートする見込みという。
なお『マルカ』曰く、過去にバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いたというミリトンに対して、現在はチェルシーが興味を持っており、近日中に選手の代理人たちと話し合う予定のようだ。しかしながらミリトン本人は、2022年がワールドカップイヤーということもあり、下手に動くことなくレアル・マドリードでプレーし続けることを希望しているとされる。
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