ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、日本代表MF久保建英などについて語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。
ビジャレアルは現地時間3日、ラ・リーガ第5節でアトレティコ・マドリードと敵地で対戦。攻め込む時間も長かったビジャレアルだったが、結果的として0-0で引き分けて勝ち点1を持ち帰っている。
とはいえ、エメリ監督は強豪とドローで終えたことに満足しているようだ。
「この結果は私たちに自信を与える。私は何年も国外にいたが、アトレティコの成長は把握していた。ラ・リーガ優勝を果たしたり、チャンピオンズの決勝に到達したり、高レベルの選手たちを獲得する力を手にしたり、とね。彼らはトップチームなんだよ。アトレティコの後方にいるチームは、どうやって彼らと争えるかを考えなくてはならない」
また、試合の中では85分から久保が途中出場。開幕から5試合連続でのベンチスタートとなったが、エメリ監督はデリケートな時期であると理解を求めた。
「彼は18歳（実際は19歳）で、出場時間を重ねている。昨季はラ・リーガ1部でプレーし、今季にさらなる一歩を踏むことを求めているね。すべてにプロセスというものがあるんだよ」
さらに、ファンからの期待を集めている21歳のナイジェリア代表MFサム・チュクウェゼも72分から途中出場。エメリ監督は同選手についても言及し、久保とともに成熟を求めていると語った。
「今日の選手交代は簡単じゃなかった。ピッチ上の11人は力を尽くしていたからね。その中で選手交代を敢行するのはとても難しいことだったが、試合に勝つために彼にもサム（・チュクウェゼ）にも出場時間を与えた。彼らは努力を重ねることで、さらに成熟しなくてはならない」
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