レアル・マドリードは20日にラ・リーガ最終節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ベルナベウでの最後の一戦に臨むであろうMFガレス・ベイルが、クラブ史に刻まれている存在であることを強調した。
今季ベルナベウで行われる最後の一戦。レアル・マドリードとの契約が今季限りで切れるベイルは、この試合の招集メンバーに含まれており、ピッチからサポーターに別れを告げることになるかもしれない。
ただし、前回ベイルがベルナベウの試合に出場したときには、大量のブーイングが同選手に浴びせられている。アンチェロッティ監督はその経験を踏まえてか、4回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献するなどしたウェールズ代表MFが、最後には称えられるべきとの見解を示している。
「彼は契約が切れる。明日にプレーするかどうかは重要なことではないよ。ベイルはこのクラブの歴史の一部となった。マドリードの歴史において、思い出として残るんだ。彼はチャンピオンズ決勝やコパ優勝において決定的な活躍を見せてきたし、皆がその功績を認めるのは当たり前だと思うがね」
レアル・マドリードはベイルのほか、DFマルセロ、MFイスコとの契約も今季限りで切れることになる。
「選手たちと話はしていない。全員が28日の試合(チャンピオンズリーグ決勝)に向けて集中しているからだ。ほぼすべての選手の準備万端で、明日はどの選手が出場時間を必要としているのか考えなくてはいけない」
この試合はラ・リーガ王者レアル・マドリードとコパ・デル・レイ王者ベティスの対戦であり、両チームとも花道をつくることになるのだろうか。
「分からない。しかし、どちらも国内タイトルを獲得したのは確かだ。楽しく、良い試合になるだろう。ベティスは質の高いプレーを見せるし、皆が楽しめるはずだ。私はベティスに花道をつくりたいね」
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