マンチェスター・ユナイテッドが、アヤックスに所属するオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの獲得を決定的なものにしたようだ。イギリス『ガーディアン』が報じた。
アヤックスユース出身で現在23歳のファン・デ・ベークは、2018-19シーズンにアヤックスのチャンピオンズリーグ(CL)4強入りに大きく貢献して注目を集める存在に。2019-20シーズンも、打ち切りになったエールディヴィジの23試合で8ゴール6アシストと結果を残した。
新型コロナ禍による各クラブの財政的な懸念もあり今夏はアヤックス残留となるかと思われたファン・デ・ベークだが、ここにきてマン・U移籍の話が進展した。報道によれば、クラブOBのエドウィン・ファン・デル・サール氏がアヤックスのCEOを務めていることで交渉をリードしたマン・Uは、4000万ユーロ+ボーナスの移籍金でクラブ側と合意。選手も移籍を同意しており、マン・Uと2025年までの契約を締結する見込みだ。
今夏にジェイドン・サンチョの獲得がうわさされてきたマン・Uだが、1億ユーロを超える移籍金を要することでドルトムントとの交渉は停滞。サポーターからのエド・ウッドワードCEOに対するプレッシャーが高まっている様子だったが、中盤のユーティリティプレーヤーを補強第1号とすることが濃厚となっている。
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