レアル・マドリードは17日にラ・リーガ第32節、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、3位チームとの直接対決が「とても難しい試合」になることを予想している。
「チームの調子は良いよ。(チャンピオンズリーグ・チェルシー戦から)回復するための時間はあった。しかし、次はとても難しい試合だ。相手は個人でも集団でも素晴らしいクオリティーを有している。難しい一戦だが、私たちはフィジカルもメンタルも準備ができている」
レアルはあと7試合で勝ち点13を獲得すれば優勝を決めることが可能だ。
「終わりが近づいていることは分かっているし、各試合が重要なものとなるね。私たちはエネルギッシュで、インテンシティーにあふれた試合を演じたいと思っている。こうした一戦で、求められるのはそういうことなんだ。私たちは回復するためには十分な時間を手にした」
アンチェロッティ監督はまた、今年で37歳になるMFルカ・モドリッチについても言及。衰えるどころか輝きを増すばかりのクロアチア代表MFがレアルで引退するとの見解を示し、さらにミラン一筋キャリアを過ごした自身の教え子パオロ・マルディーニ氏と比較している。
「彼はここでキャリアを終えるだろう。いつの話かは分からないが、それが全員の考えだ。クラブも私たちも彼自身も契約延長について何も問題を感じていない。それははっきりしているんだ。彼は自分の体に気を遣っており、ここまで深刻な負傷に苦しむこともなかった。それも今のような状況の後押しとなっている」
「私はフットボールの伝説を指導したことがある。マルディーニだ。彼が最後にチャンピオンズを勝ち取ったのは、40歳のときだよ。モドリッチを誰かと比較するならば、彼との比較になるだろうね。彼らはクオリティーが高く、真面目で、フットボールを深く理解している。二人とも伝説だよ」
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