レアル・マドリード、バルセロナ、セビージャの猛追を振り切り、2020-21シーズンのラ・リーガ王者に輝いたアトレティコ・マドリード。従来の堅守速攻を貫くのではなく、攻撃的なサッカーを展開しながら、熾烈なタイトルレースを見事に勝ち抜いた。
伝統の4-4-2から3-5-2がベースの可変システムに切り替えるなど、ディエゴ・シメオネ監督が新たなスタイル導入に踏み切ったきっかけは何だったのか。DAZNで配信中の『ラ・リーガ TALK ZONE #2』に出演したジャーナリストの小澤一郎氏は分析する。
「今シーズンの大きなターニングポイントは、バイエルンに粉砕されたチャンピオンズリーグの一番最初のゲームかなと。4-0で負けました。昨季はライプツィヒにボールを保持されての負け。バイエルンにも歯が立たなかったところで、やっぱりボール握って攻撃的にやらないと、ヨーロッパでは戦えないと舵を切ったんじゃないかと思います」
「バイエルン戦後のカディス戦から3バックを使いはじめました。シメオネ監督はまったくそういうこと言っていませんけど、個人的にはそこがポイントになったかなと」
2019-20シーズンの欧州王者に喫したショッキングな大敗が、アトレティコにとっては進化への分水嶺となったのかもしれない。
ラ・リーガ TALK ZONE
配信:DAZN
配信予定:5月24日、6月6日、13日、20日
出演:小澤一郎、中山淳、倉敷保雄(敬称略)
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