レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、キリアン・エンバペの獲得を否定していない。スペイン『EL Debate』に語った。
去就が継続して注目されているパリ・サンジェルマン（PSG）FWエンバペ。PSGとの現行契約が2022年夏までとなっていることから、その報道は限りなく過熱している。
中でもレアル・マドリードが獲得に接近していると伝えられており、カリム・ベンゼマは当人が将来的に同クラブに移籍を希望していると発言。エンバペ自身もフランス『RMC Sport』に「クラブに退団希望を伝えた。クラブに移籍金を手にしてもらい、クオリティの高い代わりの選手を獲ってもらうことを望んだ」と語り、各紙を賑わせている。
エンバペが契約を延長せずに2022年夏に移籍する場合は移籍金が発生せず。他クラブとの自由交渉が可能となる2022年1月に移籍した場合は、契約期間が半年間残っているため、PSGは移籍金を手にすることができる。
当人の発言から2022年1月の退団が現実味を帯びているなか、ペレス会長は「1月1日にすべてが解決できることを我々は願っている」とコメント。これはエンバペを獲得する可能性を問われた際の返答であり、1月の加入を強く示唆させている。
一方で、ペレス会長はその後に『RMC Sport』に対して「エンバペに関する私の発言が誤解されている。私が言わんとしたことは来年まで待たなければいけないということで、良い関係性を持つPSGにいつだって敬意を払っている」とも。莫大な資金力で移籍市場において猛威を振るうPSGに敬意を払っていることを強調しながらも、関心を示していることは隠さなかった。
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