スペツィアは8日、チアゴ・モッタ氏が新指揮官に就任することを発表した。
モッタ氏はブラジル出身の38歳。現役時代はジェノアやインテル、パリ・サンジェルマンなどでプレーした。またイタリア系ブラジル人であることからイタリア国籍を取得し、アッズーリのメンバーとしても活躍。2018年の現役引退後は、PSGの下部組織で指導者としてのキャリアをスタートさせると、2019年にはジェノアの指揮官も務めた。
そんなモッタはスペツィアと3年契約を結び、約1年半ぶりにセリエAの舞台に。公式サイトを通じ、このように喜びを語った。
「この場にいることができて本当に嬉しく思う。プラテク一族やディレクターの(リッカルド)ペチーニ、そしてクラブ全体から信頼してもらえたことを誇りに思う。新たな冒険を開始し、情熱的なスペツィアのファンのみんなに会うことが待ちきれない。選手たちに私の考えを伝え、ファンを楽しませていきたい。目標を達成できるよう、毎日、全力を尽くすつもりだ」
なお、スペツィアは2019-20シーズンからヴィンチェンツォ・イタリアーノがチームの指揮を執ってきたが、今夏に契約を解除。指揮官の座は空位となっていた。
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