リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、南野拓実へ惜しみない称賛を送っている。クラブ公式HPが伝えた。
2日に行われたFAカップ5回戦で、ノリッジと対戦したリヴァプール。この試合に先発した南野は27分に先制点をマークすると、39分にはCKのこぼれ球を豪快にニア天井に叩き込み、2ゴールを奪ってみせた。チームはその後1点を返されたが、リードを守りきって2-1で勝利している。
日本代表FWの活躍で準々決勝へ駒を進めたリヴァプール。南野はこれで今季ゴール数が「9」に到達している。クロップ監督も、「2ゴールだけではなく、今夜の彼は常に脅威であり、機動力やスピードも備わっていた」と絶賛している。
「彼の技術レベルは信じられないほどだよ。今夜は風が強かったが、ハイボールをどうやってコントロールしていたかを見れば……そのすべてが本当に、本当に、本当に素晴らしかったよ。驚きはないけどね。どれほど素晴らしい選手かは知っているし、再び公の場で見せただけだ。最高だね」
「(南野にとってリヴァプール最高のゲーム?)そうかもね。確かに特筆すべき試合だった。非常にシャープだったし、自分の中に確固としてあるすべてを見せてくれた。完ぺきなパフォーマンスだったよ。2ゴールもそうだが、それ以外のプレーも素晴らしかった」
さらに「彼はすべてを持っている。だからウチの選手なんだ。コロナ禍の難しい状況で加入して、時間が必要だった。でも、今は最高の状態にある。その姿を見せられて最高の気分だ。彼のキャラクターはトップクラスなんだ。必要とされる時、もしくは機会を与えた時には、トップレベルでの結果を出してくれる」と絶賛を続けている。
カップ戦で結果を残す南野だが、プレミアリーグでの出場機会は限定的。1月にはリーズなどへの移籍も噂されていた。しかし、指揮官は「(放出は)考えなかったよ。本人もそうだったと思う」とし、リヴァプール退団を考えることはなかったと説明している。
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