プレミアリーグのチェルシーは、来季の戦力補強に向けてアヤックスのモロッコ代表MFハキム・ジイェフ(26)との契約に迫っているようだ。『GOAL』が伝えた。
オランダのヘーレンフェーンでプロキャリアをスタートさせたジイェフは、トゥベンテを経て、16年にアヤックスに移籍。昨季はオランダ国内2冠を達成しただけでなく、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出に貢献するなど、大躍進を遂げたアヤックスの一員として活躍した。
この活躍を受け、多くのビッグクラブがモロッコ人アタッカーに関心を示すようになったものの、昨夏の移籍市場では最終的にクラブと契約延長を結び、残留していた。ただ、今季ここまで公式戦29試合で8ゴール21アシストを記録するなど、驚異のパフォーマンスを見せていることで、再び来夏の移籍市場でチームを離れる可能性が高まっている。
ジイェフの獲得に迫っているとされるのが、CLのグループステージで対戦したチェルシーだ。チェルシーは1月の移籍市場でも同選手獲得に乗り出していたものの、その時はアヤックスがシーズン途中での同選手の放出を拒み、移籍は成立しなかった。
それでも移籍に関してチェルシーとアヤックスの話し合いは順調に進んでおり、交渉も終盤に差し迫っている模様。なお、移籍金は4500万ユーロ(約54億円)になることが見込まれている。昨夏の移籍市場で国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けていたチェルシーは、解除された冬の移籍市場でも新戦力の獲得には至らなかった。そのため、仮にこのまま交渉が成立すれば、フランク・ランパード監督にとって初の新戦力となりそうだ。
ジイェフの獲得に近づいているチェルシーは17日(現地時間)、プレミアリーグ第26節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。この試合はDAZN(ダゾーン)で日本時間18日5時からライブ配信される。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。