23歳の若さで、レアル・ソシエダで10番を背負ってリーガ1部5シーズン目を迎えているミケル・オヤルサバル。すでに中心選手となり、スペイン代表にも招集されている。
オヤルサバルがトップチームデビューを果たしたのは、2015-16シーズンのこと。下部組織から抜擢されると、18歳で1部デビューを飾り、ゴールも記録した。さらに、翌シーズンからはスタメンに定着。2017-18シーズンには、初のシーズン二桁得点も記録し、以降はラ・レアルのシンボルとして君臨している。
スペイン代表でも各年代でプレーしてきた逸材であり、2016年にA代表デビュー。7キャップを記録し、2ゴールを挙げている。
プレースタイル
左利きであり、両ウィングでプレーするオヤルサバル。レフティらしいひらめきを感じさせるプレーや、狭いスペースでの動きなど、テクニシャンと呼ぶにふさわしい能力を持つ。もちろん、ドリブル、パス、シュートなど、10番に求められる技術を高い次元で併せ持ち、スペインの次代を担う存在だ。
また、強さ、戦う気持ちを持っているのも武器のひとつ。技術もありながら、精神的に強く、集中力を失わない選手だ。ストライカーとして振る舞えるスプリントも持っており、レアル・ソシエダの先輩でもあるアントワーヌ・グリーズマンと重なる部分も多い。
すでに『トランスファー・マルクト』の市場価値は4800万ユーロ（約56億円）となっており、今後のステップアップにも期待だ。
動画：プレー＆ゴール集
プロフィール・経歴
ミケル・オヤルサバル／Mikel Oyarzabal Ugarte
1997年4月21日生まれ 181cm・78kg 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2015-16 | レアル・ソシエダ | 22試合・6得点 |
| 2016-17 | レアル・ソシエダ | 38試合・2得点 |
| 2017-18 | レアル・ソシエダ | 35試合・12得点 |
| 2018-19 | レアル・ソシエダ | 37試合・13得点 |
| 2019-20 | レアル・ソシエダ | 37試合・10得点 |
| 2020-21 | レアル・ソシエダ | 18試合・10得点 |
※成績は国内リーグ（2021年2月16日現在）
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