試合の概要
プレミアリーグ第10節、トッテナム対マンチェスター・ユナイテッドが日本時間10月31日の1:30からトッテナム・ホットスパースタジアムで開催される。
トッテナム（6位 勝点15 ｜ 5勝0分け4敗 ｜ 9得点13失点）
ヌーノ体制でなかなか成績が安定しないトッテナムは前節、3連勝を目指してウェストハムとのロンドン・ダービーを迎えた。しかし、インテンシティの高い相手に対して苦戦を強いられると、71分にミカイル・アントニオにゴールを奪われて失点。そのまま0-1で敗れた。
水曜日のカラバオカップ4回戦ではルーカス・モウラのゴールによりバーンリーを1-0で下して白星を取り戻したものの、ここまでの9得点13失点での得失点差「－4」は13位までのクラブの中で最低の数字。不調のマン・Uを撃破し、ここで勢いを付けたいところだ。
注目選手：ソン・フンミン
韓国代表のエースは今季もチームを牽引している。ここまでのリーグ戦8試合で4ゴールをマーク。昨季マン・U戦では2試合ともにネットを揺らしており、6-1で大勝したアウェー戦でも2ゴールを挙げた。直近のバーンリー戦は終盤の途中出場にとどまっており、疲労の懸念なし。持ち前の積極的な仕掛けで不安定なマン・U守備陣をかく乱させたい。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：ロリス
- DF：エメルソン、ロメロ、エリック・ダイアー、レギロン
- MF：ホイビュア、エンドンベレ、スキップ
- FW：ルーカス・モウラ、ケイン、ソン・フンミン
マンチェスター・ユナイテッド（7位 勝点14 ｜ 4勝2分け3敗 ｜ 16得点15失点）
一方、前節にリヴァプールと対戦したマン・Uだが、序盤から相手の攻撃に押されると、前半だけで4失点。モハメド・サラーにハットトリックされた後半にはポール・ポグバが一発退場するなど崩壊し、ホームで0-5という大敗を喫した。
これでチームは直近のリーグ4試合で1分け3敗という状況に。上層部が解任を議論したとされるオーレ・グンナー・スールシャール監督の運命が今回のトッテナム戦にかかっていると現地メディアを中心に伝えられている。
重要な一戦に向けたチームでは、負傷離脱していたラファエル・ヴァランが週中にトレーニングに復帰。一方で、リヴァプール戦で退場したポグバは出場停止で欠場となる。自身の去就がかかる一戦、スールシャール監督がどのような人選、これまでからの変化を加えてくるかに注目だ。
注目選手：クリスティアーノ・ロナウド
マン・U復帰後の公式戦9試合で6ゴール、チャンピオンズリーグのアタランタ戦で劇的弾を記録するなどインパクトを残しているC・ロナウド。しかし、ワントップでのポストワークや守備への貢献度の低さが、チームの安定感の欠如に繋がっているとも指摘される。指揮官としてはなかなかスタメンからはずすことが難しい中、今回の一戦では2トップの一角などポジションや役割が変わる可能性も。C・ロナウドのパフォーマンスとともに、指揮官の起用法にも注目だ。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：デ・ヘア
- DF：ワン＝ビサカ、ヴァラン、マグァイア、ショー
- MF：マティッチ、フレッジ
- MF：サンチョ、Ｂ・フェルナンデス、ラッシュフォード
- FW：C・ロナウド
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 解説：戸田和幸 実況：安井成行
- キックオフ：2021年10月31日（日）日本時間1:30
- 会場：トッテナム・ホットスパースタジアム
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