ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、指導者としてのキャリア100試合目達成に喜びを爆発させた。
2000年にベンフィカの監督に就任して以降、ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとそうそうたるクラブを指揮してきたモウリーニョ監督。21年間のキャリアで獲得した主要タイトルは「26」を数え、世界的な名将として現在も第一線を走っている。
そんな58歳は、今季からローマを指揮。開幕から公式戦4連勝で、12日のセリエA第3節でホームにサッスオーロを迎えた。難敵に苦しめられたが、後半アディショナルタイムにステファン・エル・シャーラウィが決めたゴールが決勝点に。2-1で勝利を飾っている。
モウリーニョ監督にとって、今回のサッスオーロ戦は指導者キャリア1000試合目の記念すべき一戦だった。メモリアルマッチを劇的な形で飾っている。同指揮官の1000試合の内訳は、638勝、205分け、157敗。驚異的な戦績を誇っている。
エル・シャーラウィの決勝点の際には、感情を爆発させてタッチライン際を駆け抜けていたモウリーニョ監督。試合後、イタリア『DAZN』のインタビューでも喜びを噛み締めている。
「今週の私は嘘つきだった。この試合は『特別ではない』と言っていたからね。でも、これは特別な試合だったよ」
「私にとって特別な数字を意味する試合であり、1000試合目はこんな試合として記憶しておきたいと思っていた。みんなに嘘をついていたんだ!」
「6-6や7-7で終わっていたかもしれない。(ローマGK)ルイ・パトリシオが2つのミラクルを起こし、我々はいくつかのゴールを逃してしまった。素晴らしい試合で、計り知れないほどの感動があった」
「今日の私は58歳ではなく、サッカーでのキャリアを夢見た14歳だ。子供のように走ってしまった。(サッスオーロ監督、アレッシオ)ディオジーニには謝ったよ。彼らは素晴らしい試合を演じてくれたんだ」
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