レアル・マドリーは8日、トップチームの選手とコーチングスタッフがクラブ首脳陣とともに、今シーズンの報酬を10%から20%の間で自主的に削減することで合意に達したことを発表した。
新型コロナウイルスの影響で各国のリーグは中断に追い込まれ、クラブは経費削減の必要に迫られている。リーガ・エスパニョーラでは先日、バルセロナが選手のサラリーカットで合意していたことを発表しており、レアル・マドリーもそれに続くこととなった。
クラブ公式サイトによれば、この決定は「2019-20シーズンの終了に影響を与える可能性がある現状に応じた」ものであるとのこと。大会中断と商業活動の大部分の停止により、数ヶ月間苦しむ収入減少を考慮し、クラブの経済的目標に貢献することに加えて他の職員に影響を与える外的措置を回避するためのものであるようだ。
また、「レアル・マドリードはこの素晴らしいファミリーを構成する全ての人々、そしてこのように困難な瞬間に特に貴重な価値観の揺るぎない文化を誇りに感じています」ともメッセージを送り、以下のように続けた。
「同様にレアル・マドリード、クラブ会員およびファンは、私たち全員を襲っているこの病気に直接苦しむ人々、そして特に家族や愛する人を失った人々に全ての愛情と団結力を示したいと考えています」
「クラブは全ての病人の迅速な回復を願い、COVID-19との闘いで、不可欠で模範的かつ協力的な役割を果たしている全ての人々に心からの感謝を伝えたいと思います」
さらに、クラブは「レアル・マドリードから、私たち全員が一緒にこの困難な瞬間を間違いなく克服できるという信念を持ち、全ての支援と強さを送ります」と各所の新型コロナ対策をサポートしていく姿勢を示した。
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