試合の概要
プレミアリーグ第11節、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティが日本時間6日の21:30からオールド・トラッフォードで開催される。
マンチェスター・ユナイテッド(5位 勝点17 | 5勝2分け3敗 |19得点15失点)
第6節からのリーグ4戦で1分け3敗となって指揮官交代の可能性が取りざたされたマン・Uは前節、敵地でトッテナムと対戦。3-5-2の新システムで試合に臨むと、クリスティアーノ・ロナウド、エディンソン・カバーニの2トップ、マーカス・ラッシュフォードのゴールで3-0と完勝し、ひとまず白星を取り戻した。
そんな中、火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループF第4節でアタランタと対戦。終盤までに1-2とビハインドを背負っていたが、C・ロナウドがアディショナルタイムにこの日2ゴール目となる値千金弾をマークし、大きな勝ち点1を持ち帰った。
しかし、アタランタ戦で負傷したラファエル・ヴァランが再び負傷で離脱することに。また、ポール・ポグバも今回の試合で引き続き出場停止となる。ヴァランが負傷した中、ヴィクトル・リンデレフが負傷から復帰できるかどうかは、オーレ・グンナー・スールシャール監督がダービーでも3バックを採用するのかの決断に影響しそうだ。
注目選手:クリスティアーノ・ロナウド
今夏のマン・U復帰後、公式戦11試合で9ゴールと相変わらずの得点力を見せつけているC・ロナウド。アタランタ戦でも圧巻の個人技でチームに勝ち点をもたらすなど、守備強度の低さを補うほどの決定力と勝負強さを発揮している。2トップの一角となってからはマークが分散されたこととポストワークへの関与を減らせたことで、より伸び伸びとプレー。久々の宿敵とのダービーマッチ、大エースが再びスールシャール監督を救うのか注目だ。
予想スタメン(3-5-2)
- GK:デ・ヘア
- DF:バイリー、リンデレフ、マグァイア
- MF:ワン=ビサカ、マクトミネイ、B・フェルナンデス、フレッジ、ショー
- FW:C・ロナウド、カバーニ
マンチェスター・シティ(3位 勝点20 | 6勝2分け2敗 | 20得点6失点)
一方のマン・Cは前節、クリスタルパレスをホームに迎えた。しかし、序盤に出鼻を挫かれる失点を喫すると、前半終盤にアイメリク・ラポルトが一発退場に。これで苦しくなると、後半終盤にも失点し、0-2で敗れた。
それでも、水曜日のCLグループA第4節では、フィル・フォーデン、リヤド・マフレズ、ラヒーム・スターリング。ガブリエウ・ジェズスのゴールでクラブ・ブルージュに4-1と完勝。しっかりと立て直してきた。
今回の試合に向けては、負傷中のフェラン・トーレス、そして前節に退場したラポルトが出場停止で欠場することに。ラポルトの代わりには、クラブ・ブルージュ戦に出場したジョン・ストーンズが引き続き起用されることになりそうだ。同試合で交代したカイル・ウォーカーが欠場する場合は、カンセロが右サイドバックに回り、左にはオレクサンドル・ジンチェンコが配される見込みだ。
注目選手:ルベン・ディアス
マン・Cのディフェンスリーダーに注目だ。昨季に素晴らしいプレミアデビューシーズンを過ごしてイングランドサッカー記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞も受賞したセンターバックは、今季もここまで公式戦14試合に出場。クラブ・ブルージュ戦では休養を与えられ、万全の態勢でこのダービーに臨む。B・フェルナンデスとC・ロナウドのポルトガルコンビがホットラインを形成している中、同胞で後輩のルベン・ディアスがいかに守備陣をまとめてマン・U攻撃陣を食い止められるかが、勝敗のカギを握るだろう。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:エデルソン
- DF:カンセロ、ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ
- MF:B・シウヴァ、ロドリ、デ・ブライネ
- FW:G・ジェズス、フォーデン、グリーリッシュ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- 解説:戸田和幸 実況:野村明弘
- キックオフ:2021年11月6日(土)日本時間21:30
- 会場:オールド・トラッフォード
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