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悲願の11年ぶりスクデットへ王手のミラン、ピオリ「あと1週間。高い集中力と穏やかな気持ちで」テオも70M独走弾に歓喜 | セリエA

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悲願の11年ぶりスクデットへ王手のミラン、ピオリ「あと1週間。高い集中力と穏やかな気持ちで」テオも70M独走弾に歓喜 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、16日(日本時間)に行われたセリエA第37節ミラン対アタランタの終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。

11年ぶりの悲願のスクデットまで4ポイントに迫ったミランは16日、ホームのサンシーロにおけるラストマッチでアタランタと対戦。スコアレスのまま前半を折り返すと、56分にFWラファエウ・レオンが先制点を挙げると、75分には自陣から70メートル以上をドリブルで駆け上がったDFテオ・エルナンデスが2点目をマークし、2-0で勝利を収めた。

リーグ戦5連勝で合計83ポイントを獲得したミラン。現地時間22日の最終節で引き分け以上の結果を収めるか、敗れても現在81ポイントのインテルが勝利を逃せば、2011年以来となる優勝が確定する。指揮官のピオリは試合終了後、アタランタとの一戦を振り返った。

「相手は強豪で苦しめられただけに、今日の結果に非常に満足している。攻守両面において良いプレーを見せることができた。冷静さを欠くことなく、常に自分たちを信じ続け、今日の勝利は選手たちにふさわしいご褒美になったと思う」

「これまでの試合もすべて難しかったが、学ぶことはあった。チームはラツィオ戦やフィオレンティーナ戦、ヴェローナ戦を通じ、勝利を可能にするクオリティが自らにあることを自覚し、自信につながった。自分たちのクオリティを際立たせることができるよう常に努力していきたい。選手たちのことを誇りに思っている」

「ここ数週間、選手たちの態度は素晴らしく、私も極めて自然体で過ごすことができている。我々にはこの2年間で培ってきた重要な経験がある。また今日はファンも、チームに大きな後押しをしてくれた。あと1週間、同じように情熱と決意を持って取り組めることを願っている」

「だが仕事はまだ終わっていない。そのことを選手たちに伝えるため、『終盤に2-0で勝っていても勝負は決まっていない』というコービー・ブライアントのインタビューを見せた。高い集中力と穏やかな気持ちを保つことで、勝利をつかめるはずだ」

また75分にドリブルでの独走から圧巻のゴールを決めたテオ・エルナンデスもインタビューに応じると、自身の心境を語った。

「すべてはこのチームのためだ。本当に信じられないような夜になった。ドリブルを開始した時、『最後まで行く』と心の中で決めたんだ。シュートを打ったら、信じられないようなゴールが決まった。チームやファンのみんな全員のおかげだと思う。今日の試合には、みんな喜んでいる。あと1週間、全力を尽くすだけだ」

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