同日行われたサッスオーロ対アタランタで、2位につけていたアタランタが勝利できず、インテルの優勝が確定。2009-10シーズン以来、実に11シーズンぶり、19度目となるセリエA優勝が決まった。
アントニオ・コンテ監督体制2期目となった今季、序盤こそ順位を落としていたものの、2月中旬に行われた首位攻防戦のミラノダービーを完勝。"天王山"を制すると、そのまま独走しスクデットを勝ち取った。
シーズン前には移籍が噂されたアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが残留。現時点でも今季リーグ2位の得点数をあげているFWロメル・ルカクと共に、着実に得点を積み重ね「セリエA最強2トップ」とも呼び声高い強力な攻撃陣を形成した。さらに守備時には、守護神サミル・ハンダノビッチの前には5バックを敷くなど徹底したリスク管理でリーグ最少失点と、強力な攻撃と堅実な守備を両立。そこに若手のDFアクラフ・ハキミ、DFアレッサンドロ・バストーニ、MFニコロ・バレッラらの目覚ましい活躍も加わった。
また、現役時代には5度のスクデット獲得を成し遂げていたコンテ監督はユヴェントス指揮時に3度のセリエA制覇(2011-12、2012-13、2013-14)を経験。これで監督として通算4度目のスクデット獲得となった。
なお、セリエAでは昨シーズンまでユヴェントスが9連覇を果たしていたが、この一強時代についに終止符が打たれることになった。
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