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今月下旬にはいよいよ東京五輪に臨む18人が発表されるU-24日本代表。この試合は、本大会メンバー発表前の最終試験という位置づけで、多くの選手が起用されたものの、日本は最後までプレーの強度や切り替えのスピードが落ちることなく、終始ジャマイカ代表を圧倒した。
試合後、この日胃腸炎で不在だったジャマイカ代表のセオドア・ウィットモア監督に代わり、ジェローム・ウェイト アシスタントコーチが記者会見に登場。「日本はとてもいいチーム。よくまとまっている。オリンピックでも善戦するポテンシャルがある」とU-24日本代表に対する印象を語った。
U-24日本代表で中心になりそうな選手は？と聞かれると「11（久保建英），10（堂安律），26（上田綺世）、あと6（遠藤航）…いい選手だ。と言っても、一人にフォーカスすることはなく、日本はチームとして良い」と、個人はもとよりチームの良さを強調。「とても強くて。スピードがあり、落ち着いている。戦術的にもとても良い。エグゼキューションも正確だ」と手放しで称賛した。
一方のジャマイカとしては「いい経験になった。これから仕上がっていくチーム」と、まだまだ試行錯誤段階にあることを伺わせた。
東京五輪に向けたメンバー発表を前に、実戦はこれで終了。このあと、U-24日本代表を率いる横内昭展監督は、A代表を率いる森保一監督と相談し、最終選考をすることを明らかにしている。ジャマイカを圧倒する好プレーを見せたチームの最終選考はとても悩ましいものに違いない。
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