試合の概要
セビージャが日本時間6日のラ・リーガ第12節でレアル・マドリードを本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンに迎える。
セビージャ(5位 勝ち点16|5勝1分3敗|12得点8失点)
開幕直後の連勝からリーグ3戦目のバルセロナ戦に引き分けるまでは絶好調だったものの、その後のグラナダ、エイバル、アスレティック・ビルバオ戦で3連敗を喫したセビージャ。それでもそこから立て直し、第9節から前節までは3連勝と波に乗っている。
得点数はここまで12得点でやや物足りない数字だが、失点数は「8」でリーグ3位タイ。10番をイバン・ラキティッチらを中心に4-3-3を基軸とし、安定した戦いを続けている。
とはいえ、今節対戦するレアル・マドリードとのホームでのラ・リーガ通算対戦成績は、76試合37勝15分け24敗と勝ち越し。2019-20シーズンにダブルを達成されるなど近年は勝利が減っているが、改めて本拠地での手ごわさを見せつけたい。
注目選手:イヴァン・ラキティッチ
2020年夏にバルセロナからセビージャに復帰し、10番を背負っているラキティッチ。32歳で今シーズンを迎えているベテランだが、攻守に奮闘するテクニシャンのパフォーマンスは衰えていない。レアル・マドリードとはこれまでにラ・リーガで17度対戦しており、4ゴール4アシストをマーク。直接ゴールに迫ることが多い選手ではないが、ここぞという場面で輝きを放ってきた。
予想フォーメーション(4-3-3)
- GK:ブヌ
- DF:J・ナバス、クンデ、ジエゴ・カルロス、アクーニャ
- MF:ラキティッチ、フェルナンド、ジョルダン
- FW:オカンポス、エン=ネシリ、O・トーレス
レアル・マドリード(4位 勝ち点17|5勝2分3敗|16得点12失点)
直近のラ・リーガ3試合で2敗1分けと低調な戦いが続いているレアル・マドリード。今節のセビージャ戦だけでなく、次節にはアトレティコ・マドリードとのダービーが控えており、強豪との対戦が続く。
ジネディーヌ・ジダン監督の進退問題が報じられている厳しい現状だが、だからこそセビージャ戦を落とすわけにはいかない。ダニエル・カルバハル、セルヒオ・ラモス、フェデリコ・バルベルデ、さらにはエデン・アザールの負傷が伝えられる窮状、選手たちの奮起が求められる。
また、カゼミーロがイエローカードを4枚貰っており、出場停止がリーチ。次節がアトレティコ・マドリード戦ということもあり様々な対応が頭を過るが、まずは目の前の試合に勝ちきって4試合ぶりの白星を飾りたい。
注目選手:ルカ・モドリッチ
今節の対戦相手セビージャはタフな守備を得意としており、高い密度でスペースを埋めながらもボールを持った選手を自由にすることはない。その反面、プレスをかいくぐることができればチャンスが生まれる。類まれなテクニックとしなやかな体躯で起点となれるモドリッチが本領を発揮できるかが、試合を分けることになりそうだ。
予想フォーメーション(4-3-3)
- GK:クルトワ
- DF:L・バスケス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ
- MF:モドリッチ、カゼミーロ、クロース
- FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年12月6日(日)日本時間0:15
- 解説:小澤一郎 実況:桑原学
- 会場:ラモン・サンチェス・ピスフアン
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