■試合の概要
消化試合数は異なるものの、それぞれ6位と7位につけるバルセロナ。上位同士の対戦はどのようなものになるのだろうか。
カディス(6位 勝点15|4勝3分4敗|9得点12失点)
昇格組ながら、ここまでは4勝3分け4敗と、五分の成績で6位につけるカディス。上場のシーズン前半戦を過ごしていると言えるだろう。
1試合で複数得点を奪ったのは2試合のみと得点力に改善の余地はあるが、5試合でクリーンシートを達成するなど、粘り強い守備で勝点をもぎ取っている。
ここ2試合はネグレドが欠場したが、今節のバルセロナ戦は復帰予定。エースに懸かる期待は大きい。得点力はもちろんのこと、チャンスメイクでも違いを作れるため、強豪撃破のカギとなるだろう。
注目選手:アルバロ・ネグレド
35歳となったベテランだが、今季はリーグ戦7試合に先発。ここ2試合は負傷の問題で、欠場しているが、今節は先発で復帰することが予想されている。
8試合で2ゴール3アシストを記録しており、チーム得点の半分以上に関与。類稀な得点力は健在であり、「野獣」と称される強靭な肉体にも衰えは見られない。カディスがどれだけ多くゴールに迫れるかは、ネグレドのパフォーマンスにかかってくるだろう。
3アシストという数字からも明らかな通り、カディスではチャンスメーカーとしても機能。チームにとって欠かすことのできない選手だ。
予想スタメン(4-4-2)
- GK:レデスマ
- DF:カルセレン、マウロ、ファリ、エスピノ
- MF:ガリード、アレックス、ヨンソン、サンチェス
- FW:ペレア、ネグレド
バルセロナ(7位 勝点14|4勝2分3敗|19得点9失点)
ロナルド・クーマン監督の下で厳しいスタートを切ったバルセロナ。だが、チームは公式戦3連勝中で、その3試合で11ゴール無失点と復調傾向にある。
前節はオサスナに4-0、直近のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節フィレンツヴァーロシュ戦では3-0と快勝しており、いい流れをリーグ戦でも継続したいところだ。
最終ラインは現状でジェラール・ピケ、サミュエル・ウムティティ、セルジ・ロベルトなど負傷者が相次いでおり、若手が先発に入る見込み。また、フィレンツヴァーロシュ戦では途中出場だったフレンキー・デ・ヨングが先発に復帰するとみられている。好調のグリーズマンはセンターフォワードでスタメンに入るようだ。
注目選手:アントワーヌ・グリーズマン
バルセロナでの2シーズン目で本領を発揮し始めたグリーズマン。目下3試合連続ゴール中で、アトレティコ時代以来の得点ペースを披露している。
その得点パターンも見事なもの。オサスナ戦では豪快なボレーシュートでネットを揺らすと、フィレンツヴァーロシュ戦では絶妙なヒールシュートでゴールを陥れた。いずも好調時でないとその決断に至らない類のフィニッシュであり、カディス戦も注目が集まるところだ。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:テア・シュテーゲン
- DF:アルバ、ラングレ、ミンゲサ、デスト
- MF:ブスケツ、デ・ヨング、メッシ、コウチーニョ、デンベレ
- FW:グリーズマン
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年12月6日(日)日本時間05:00
- 日本語実況・解説あり
- 会場:ラモン・デ・カランサ
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