試合の概要
ここまでの10試合で勝ち点19の6位マンチェスター・ユナイテッドと、勝ち点18の7位マンチェスター・シティがオールド・トラフォードで激突する。
マンチェスター・ユナイテッド(6位 勝点19 | 6勝1分け3敗 | 19得点17失点)
マン・Uは前節、ウェストハムと対戦。前半から相手のフィジカルを前面に押し出したカウンターに苦戦したチームは、38分にトマーシュ・ソーチェクにゴールを奪われて先手を取られる。しかし、ブルーノ・フェルナンデスとマーカス・ラッシュフォードをハーフタイム明けに投入したことで流れが一変。65分のポール・ポグバの豪快なミドルシュート弾を皮切りに、メイソン・グリーンウッドとラッシュフォードがネットを揺らし、3-1の逆転勝利を収めた。
リーグ戦4連勝としたチームだが、火曜日には失望の時が。チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出をかけてRBライプツィヒと直接対決したチームは、13分までに2失点を喫する無様な立ち上がりとしてしまうと、69分には3失点目。その後、終盤にB・フェルナンデスのPKとポグバのヘディング弾で1点差とするも、反撃及ばず2-3で敗戦し、CL敗退の憂き目に遭った。
CLではアントニー・マルシャルとエディンソン・カバーニが負傷欠場。ダービーに向けては、攻撃のオプションを増やすことができる2選手の復帰に期待がかかる。CL敗退を払拭するために、今回のダービーを好機と捉えたいところだ。
注目選手:ブルーノ・フェルナンデス
不安定なチームの中で一貫してハイパフォーマンスを見せているのがB・フェルナンデスだ。ミッドフィルダーながら1月の加入後、39試合で23ゴール14アシスト。今季もここまでの17試合で11ゴール6アシストと、1試合1ゴールに関与するという驚異的なスタッツを維持している。無論、ダービーで勝利するためにはこの男の活躍が必要不可欠だ。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:デ・ヘア
- DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグァイア、A・テレス
- MF:フレッジ、マクトミネイ、B・フェルナンデス
- FW:グリーンウッド、カバーニ、ラッシュフォード
マンチェスター・シティ(7位 勝点18 | 5勝3分け2敗 | 17得点11失点)
一方のマン・Cは前節、フラムを相手にラヒーム・スターリングとケヴィン・デ・ブライネのゴールで2-0と順当勝利。リーグ戦2連勝としたチームは、水曜日にマルセイユと対戦した。
マルセイユ戦、0-0で迎えた48分にフェラン・トーレスのゴールで先制したマン・Cは、67分にセルヒオ・アグエロが途中出場で負傷からの復帰を果たす。そのアグエロが77分に復帰弾を挙げて加点したチームは、勝ち点16を積み重ねて首位通過を果たした。
ダービーに向けては、復帰戦でゴールを挙げたアグエロの存在が大きな後押しに。さらにマルセイユ戦でのシャットアウトゲームにより、チームは5試合連続のクリーンシートと守備面で安定感が出ている。相手の中3日に対して中2日と日程面で不利だが、メンタル面ではマン・Uよりも良い状態でダービーに向かうことが可能だ。
注目選手:ケヴィン・デ・ブライネ
相手の絶対的存在がブルーノ・フェルナンデスなら、マン・Cはデ・ブライネ。プレミアリーグの直近5試合で1ゴール5アシストと調子を上げており、今季ここまでの公式戦13試合で2ゴール10アシストと、こちらもほぼ1試合1ゴールに直接関与している。マルセイユ戦は完全休養を与えられており、万全の状態でダービーに臨むことが可能だ。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:エデルソン
- DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルト、メンディ
- MF:ロドリ、ギュンドアン、デ・ブライネ
- FW:マフレズ、スターリング、F・トーレス
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年12月13日(日)日本時間2:30
- 解説:戸田和幸 実況:野村明弘
- 会場:オールド・トラフォード
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