先日ステファノ・ピオリ監督と契約延長したミランだが、今夏の移籍市場での動きに大きな変化がありそうだ。
来季からドイツ人指導者ラルフ・ラングニック氏を迎え、監督だけでなくスポーツダイレクターなど運営上の全権限を与えることを方針としていたミラン。しかし、ピオリ率いるチームが10戦無敗(7勝3分け)と好パフォーマンスを示し続けたことで事態は急転。21日にピオリ監督と2022年までの契約延長を発表している。
計画の変更により、今夏の補強も大きく変化することになりそうだ。移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は『Bleacher Report』に対し、特に注目が集まっていたズラタン・イブラヒモヴィッチの去就について以下のように語っている。
「ラングニックだったら退団していただろう。だが、今では残る可能性もある。今のミランは“イブラのミラン”だ。シーズン最終節後には代理人ミノ・ライオラとの話し合いがあるだろう。残留となれば、トップストライカーと契約する必要はない。獲得するとしても大物ではないだろうね」
さらにロマーノ氏は、優先事項としてGKジャンルイジ・ドンナルンマの契約更新やアンテ・レビッチの買取を挙げた。その他、主将アレッシオ・ロマニョーリとコンビを組むセンターバック、そして右サイドバックの補強に動く可能性があるとし、FWスソのセビージャへの売却額2500万ユーロ(約31億円)を加え、約1億ユーロ(約124億円)の予算があるだろうと分析している。
移籍市場 関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。