試合の概要
ここまでの14試合で勝ち点31を積み重ねて首位を走るリヴァプールと、勝ち点7で19位に沈むウェストブロム(WBA)がアンフィールドで激突する。
リヴァプール(1位 勝点31| 9勝4分け1敗 | 36得点19失点)
フィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスが長期離脱となりながらも、クリスマスを首位で迎えることに成功したリヴァプール。前々節のトッテナム戦を制して勢いに乗るチームは前節、アウェーでクリスタルパレスと対戦した。
そのクリスタルパレス戦では、開始3分に南野拓実がプレミアリーグ初ゴールを記録して先制。これで勢いづくと、その後にサディオ・マネ、ジョーダン・ヘンダーソン、そしてロベルト・フィルミーノとモハメド・サラーがそれぞれ2ゴールを記録し、7-0で大勝した。
12月上旬から常に中2日、中3日で5試合を消化してきたリヴァプールだが、クリスタルパレス戦後にようやく一息。今回は中6日と十分な間隔をもって試合に臨める。長期離脱の二人に加えて引き続きチアゴ・アルカンタラとディオゴ・ジョタが欠場見込みと厳しい状況は続くが、年末年始の連戦に向けてリフレッシュできた中、格下相手のここはきっちりと勝ち点3をモノにしたい。
注目選手:南野拓実
リヴァプールの注目選手はもちろん、南野拓実だ。前節のクリスタルパレス戦では今季2度目の先発のチャンスを得て左ウイングとして先発。真骨頂であるゴール前での細かいテクニックを駆使し、7発大勝の口火を切る一撃でチームを勢いづかせた。この試合で再び先発する可能性も十分だけに、弥が上にも連発に期待がかかる。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:アリソン
- DF:アレクサンダー=アーノルド、マティップ、ファビーニョ、ロバートソン
- MF:ヘンダーソン、ワイナルドゥム、C・ジョーンズ
- FW:サラー、フィルミーノ、マネ
WBA(19位 勝点7| 1勝4分け9敗 | 10得点29失点)
対するWBAはここまでわずか1勝と苦しいシーズンを過ごしている。前々節にマンチェスター・シティ相手に1-1と善戦したチームは前節、ホームにアストンヴィラを迎えた。しかし、開始早々の5分に失点すると、36分には危険な足裏タックルを敢行したジェイク・リヴァモアが一発退場に。これが響き、後半にさらに2失点。サム・アラダイス新監督の初陣で0-3と惨敗した。
今回の試合では、そのリヴァモアが出場停止に。29失点と、もともと守備が心もとない中、ここまで10試合に出場してきたリヴァモアの不在で中盤の強度不足となることが懸念される。
アラダイス監督はアストンヴィラ戦後、「我々はどうやってファイトするかを学ばないと。この苦境から脱するためには、まずファイティングスピリットが重要だ」と強調。地力で勝る相手に対し、高いインテンシティをチーム全体で保ち、少ないチャンスをモノにすることが勝ち点獲得のための必須条件となるだろう。
注目選手:サム・ジョンストン
マンチェスター・ユナイテッドユース出身の27歳GKは、失点が多いチームの中でも奮闘している。前々節のマンチェスター・シティ戦では圧巻のファインセーブを連発し、勝ち点奪取の立役者となった。今回も多くのピンチが訪れることが予想されるだけに、勝ち点獲得に向けては再びジョンストンのハイパフォーマンスが求められる。
予想スタメン(3-5-2)
- GK:ジョンストン
- DF:アジャイ、オシェイ、イヴァノヴィッチ
- MF:ファーロング、ソウヤーズ、クロヴィノヴィッチ、ギャラガー、ギブス
- FW:グラント、C・ロビンソン
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年12月28日(月)日本時間1:30
- 解説:水沼貴史 実況:西岡明彦
- 会場:アンフィールド
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