オミクロン株が猛威を振るう中、20日までにチーム内でスタッフを含めて15人の陽性者が発生したヴェネツィア。イタリアサッカー連盟（FIGC）の規定によると、「トップチームの35％にあたる9選手の陽性」が確認された場合に、試合延期の措置が取られるだけに、今週末のインテル戦の開催が危惧されている。
だがヴェネツィアのニーデラウアー会長は現地時間の21日、クラブの公式サイトを通じて試合の開催へ意欲を示した。
「昨日と今朝の検査を終え、明日に予定されているインテル戦へ準備を進めている。レーガ・セリエAの指示に従い、期限までに選手25人の登録リストを提出したが、提出した時点で陽性判定を受けていた選手が5人含まれる。だが該当選手は事前にチームから隔離されており、当然、ミラノへ帯同しない。ミラノへ向かう選手は全員、24時間以内に陰性判定を受けており、規定に従い、今夜、再び検査を受ける」
「今夜の検査結果で変更が生じない限り、インテルとの試合を予定通り行いたいと考えている。我々はルールを守り、カンピオナートをリスペクトしている。健康な選手たちは、明日の夜、全力を尽くして戦う準備ができている。明日の試合に臨むチームは強く、（クラブの象徴である）獅子のようにヴェネツィアを代表する覚悟ができている」
なお『Gazzetta dello Sport』の報道によれば、チームスタッフを含めた15人の陽性者のうち、少なくとも8人が選手とみられている。また指揮官のパオロ・ザネッティも陽性者に含まれており、インテル戦ではアシスタントコーチのアルベルト・ベルトリーニがベンチに座る見込みとなっている。
放送・配信予定
- インテル対ヴェネツィア
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年1月23日（日）日本時間2:00予定
- 実況：八塚浩
- 会場：スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
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