試合の概要
プレミアリーグ第16節、マンチェスター・シティ対ウォルヴァーハンプトンが日本時間11日の21:30からエティハド・スタジアムで開催される。
マンチェスター・シティ（1位 勝点35 ｜ 11勝2分け2敗 ｜ 32得点9失点）
直近のチャンピオンズリーグ・RBライプツィヒ戦こそ落として連勝はストップしたものの、公式戦7連勝。プレミアリーグでは前節に今季初めて首位へと浮上した。
着実に結果を残しているチームだが、年末年始の過密日程に向けて徐々に離脱者が増えているのは気がかり。フェラン・トーレスやガブリエウ・ジェズス、アイメリク・ラポルテは負傷を抱えており、ライプツィヒ戦ではフィル・フォーデンとナタン・アケが新たにリストに加わってしまった。絶対的な存在であるケヴィン・デ・ブライネもコンディションを上げるのに手間取っている印象だ。
順位表では下にいるウルヴスだが、決して侮れない相手。首位のまま年内を終えるためにも確実にホームで勝利をつかみたい。
注目選手：ベルナルド・シウヴァ
今夏には移籍の噂もあったポルトガル代表アタッカーだが、シーズン開幕となってから一貫してハイパフォーマンスを継続し、必要不可欠な存在に。前節のマンチェスター・ダービーではゴールを記録し、ここ4試合で5ゴールを挙げてチームの得点源となっている。今季は絶対的なエースストライカーが定着していないだけに、ベルナルドの得点力は大きなポジティブ材料だ。ミッドウィークのライプツィヒ戦もメンバー外で温存されており、万全の状態でウルヴス戦へ臨む。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：エデルソン
- DF：ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルト、カンセロ
- MF：ギュンドアン、ロドリ、B・シウヴァ
- FW：マフレズ、グリーリッシュ、スターリング
ウォルヴァーハンプトン（8位 勝点21 ｜ 6勝3分け6敗 ｜12得点13失点）
リーグ戦ここ3試合は未勝利。第13節のノリッジ戦を迎えるまでは7試合で5勝をあげていたが、その好調ぶりは影を潜めてしまった。
前節のリヴァプール戦では健闘しながらも、アディショナルタイムに伏兵ディヴォック・オリジにゴールを奪われて敗戦。ホームで勝ち点を得ることはできなかった。
また、ウィリー・ボリーやイェルソン・モスケラ、ペドロ・ネトとジョニー・カストロも欠場が決定済み。一方で、チームの大黒柱であるコナー・コーディは足首を痛めているものの、出場できると伝えられており、後方からチームを支えることになる。チームはここ3試合無得点、5試合で1ゴールにとどまっており、攻撃陣の奮起も求められる。
注目選手：ファン・ヒチャン
加入当初、続けてゴールという結果を残し、RBライプツィヒからの完全移籍も近づいていると伝えられていたファン・ヒチャン。その後も先発のチャンスを手にし続けているが、ここ6試合で得点はない。アグレッシブな姿勢は失っていないものの、なかなか結果に結びつかない時間が続いている。アダマ・トラオレとともに両サイドからの仕掛けはウルヴスのストロングポイントとなっており、マンチェスター・シティから金星を奪うには韓国人ストライカーの活躍が不可欠だ。
予想スタメン（4-5-1）
- GK：サ
- DF：キルマン、コーディ、ザイス、セメド
- MF：ネベス、モウティーニョ、ヌーリ
- FW：トラオレ、ファン・ヒチャン、ヒメネス
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 解説：水沼貴史 実況：下田恒幸
- キックオフ：2021年12月11日（土）日本時間21:30
- 会場：エティハド・スタジアム
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