プレミアリーグのリヴァプールがダンディ・ユナイテッド(スコットランド)に所属するDFカー・スミスに熱視線を注いでいるようだ。『スコティッシュ・サン』が報じた。同紙によると、弱冠16歳のその逸材には、エヴァートン、アストンヴィラ、マンチェスター・ユナイテッドも興味を示している。
スコットランドU-19代表に飛び級で名を連ねるスミスは、2020年12月にダンディ・Uとプロ契約。翌年2月のレンジャーズ戦でデビューを飾り、シーズン終盤にはCBの定位置を掴んだ。今季はここまで国内リーグ4試合、リーグカップ2試合に出場。右SBとしてもプレーしている。
ダンディ・Uはリヴァプールで活躍するアンドリュー・ロバートソンの古巣。スミスもそのスコットランド代表主将のような飛躍が期待されるが、ステップアップは時期尚早との見方も。元ダンディ・U監督で、スコットランド代表を率いた経験も持つクレイグ・レヴェイン氏は『クーリエ』紙で、こう警鐘を鳴らしている。
「トップチームでの経験がほとんどなく、ここを出て行った選手たちを見てくれ。世に出るまで3、4年かかったりしている」
「50試合や100試合に出場してから、南(イングランド)に行った選手と比較すれば違いは明白だ。アンディ・ロバートソンやスチュアート・アームストロング(サウサンプトン)などはそれくらい試合に出てから、南に行ってファーストチームに加わった」
はたしてスミスはいかなるキャリアを築くか。若くしてビッグクラブ行きの噂が浮上した逸材の名を覚えておいて損はないだろう。
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