コパ・デル・レイ決勝が現地時間4月23日に行われた。
決勝の総評
2021-22シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝、レアル・ベティスvsバレンシアが23日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで行われ、1-1で迎えた延長戦の末に行われたPK戦を制したベティスが優勝を果たした。ベティスの優勝は17年ぶり3度目となる。
セビージャやラージョを下してファイナルに到達したベティスと、カディスやアトレティク・クルブなどを撃破して決勝に進出したバレンシアの対戦となった。
試合はベティスが早々にスコアを動かす。11分、右サイドのエクトル・ベジェリンがスルーパスを受けてセンタリング。ゴール前に走り込んだボルハ・イグレシアスが力強いヘディングシュートを叩き込み、先制点をもたらした。
ハーフタイムにかけてはインテンシティの高い攻防戦に。そんな中、30分にバレンシアが追いつく。カウンターからイライシュ・モリバのスルーパスでウーゴ・ドゥーロが抜け出す。ボックス内に入ったウーゴ・ドゥーロはGKクラウディオ・ブラーボとの一対一をチップキッシュートで制して1-1とする。
43分にセルヒオ・カナレスが正面から放ったシュートがポストを叩く場面をつくったベティスは迎えた後半、徐々に攻勢に出る。だが、78分のフアンミのミドルシュートもポストに弾かれて2点目とはならない。終盤にかけてはオープンな展開となるも両者決めきれず、勝負は延長戦にもつれ込む。
延長戦では両チーム共に相手の守備を崩しきれず、PK戦へ。3人目までお互いに成功し続けたが、バレンシアは4人目のキッカーを務めたユヌス・ムサが枠外に飛ばしてしまって失敗。最後はミランダのPKでベティスが歓喜の時を迎えている。
決勝の結果
ベティス 1(5PK4)1 バレンシア
【得点者】ベ:B.イグレシアス(11分) バ:H.ドゥーロ(30分)
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