0-1の敗戦ながら多くの課題が残ったブラジル戦を経て、日本は神戸に舞台を移してガーナとの試合に臨んだ。
この一戦に向け、森保一監督はブラジル戦から大幅に選手を変更。GKに川島永嗣が入り、最終ラインには右サイドバックにDF山根視来、DF吉田麻也、DF谷口彰悟、DF伊藤洋輝が入り、中盤のアンカーにはMF遠藤航、インサイドハーフにはMF久保建英とMF柴崎岳を並べ、3トップには右からMF堂安律、FW上田綺世、MF三笘薫を起用した。
試合は立ち上がりから日本ペースで進む。相手の動きが重いこともあり、日本は後方から巧みにボールを動かしていくと、サイドを起点にゴール前へと飛び込んでいくシーンを作っていく。10分には前線からのハイプレスがはまり、堂安がボールを奪ったが、最後は強引なシュートでゴール横に外れた。
スコアが動いたのは29分だ。何度も見られていた右サイドからの崩しでゴールが生まれる。右に開いた久保からインサイドにポジションをとった堂安へパスが出ると、そのタイミングで山根がペナルティーエリアに侵入。そこに堂安がダイレクトでボールを出し、これを山根が左足で狙った。鋭いシュートはゴール右に決まり、日本が先制に成功した。
その後、日本が圧倒的にボールを保持しながら攻め込んでいくのだが、44分に山根のビルドアップミスから失点。それでも前半のアディショナルタイムに三笘のクロス性のボールがそのままゴールに決まり、2-1で前半を折り返した。
後半は互いに選手交代をしながらゴールを目指すが、停滞した時間が進む。なかなかアクションが起こらない中、次なる得点が生まれたのは74分。三笘が左サイドで仕掛けると、相手を一枚かわしてマイナスにパス。これをフリーで入ってきた久保が押し込み、大きな3点目を奪った。
これで完全にペースを握った日本は、83分に途中出場のFW前田大然がゴールを奪取。そのまま試合は終了し、4-1でガーナを破った日本は、14日にチュニジアとの優勝決定戦に臨む。
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