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冷静な一撃だった。
51分、右サイドに展開した山根視来からのリターンを受けフィニッシュ。簡単に見えて難易度の高いシュートは、「ふかさないように、枠に行くように」丁寧に左隅に流し込み、国際Aマッチ11試合目にして初ゴールをあげた。
昨夏に移籍したロシアリーグでは19試合に出場して6得点とボランチの選手としてはハイペース。この試合での得点も、先日のU-24代表戦に続く連戦ゴールで、代表レベルでも磨きのかかる得点能力が通用することを証明した。
一方で、本職である中盤としての「チャンスを作るようなパスや、チームを回すプレーに関しては課題を感じている」と話す橋本。この日は初先発のMF川辺駿と初めて中盤でコンビを組んだが、「もっと駿の良さを出したかった」、「バランスを見過ぎた」と反省する。
連戦が続いた代表戦も残すは11日セルビア戦、そして15日キルギス戦の2試合。進出が決定している最終予選、そしてその先にある本大会での生き残りに向けて、橋本は前へ進み続ける。
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