ベトナム代表 対 なでしこジャパン
グループリーグを突破する上でも重要な一戦だ。
初戦でミャンマーを相手に5-0で勝利したなでしこジャパンは24日、初戦で韓国に0-3と敗れたベトナムとの第2戦を迎える。初戦での課題をいかに改善し、ベトナム戦に向かうかが勝利へのポイントになるだろう。
21日に開催されたミャンマー戦では5得点を奪って快勝したが、内容を振り返ると、チャンスの数と比べて得点数が思ったより少なかった印象が強い。前半から連動したプレッシングがハマり、高い位置で奪ってからのショートカウンターやコンビネーションを駆使した仕掛けで決定機を演出。前後半合わせて38本のシュートを放つほどのチャンスを作り出した。
ただ、前線の2トップに入ったFW植木理子とFW田中美南による得点は、22分の植木のゴールのみ。MF長谷川唯が得点力の高さを見せたが、FW陣が多くの得点を奪えなかったことは改善点として残っている。
もちろん初戦独特の硬さがあったのも事実。それは試合後の選手たちも認めるところで、早く得点を奪いたいがために焦るシーンが増えてしまったことは間違いないだろう。これは次戦への経験として生かす必要がある。
ベトナム戦は初戦のミャンマー戦同様に相手を押し込む時間が長くなることが予想されるが、初戦のように得点がなかなか生まれない状況は作りたくない。ベトナムは韓国戦で素早いカウンター攻撃を披露していることからも、押し込まれるのは承知の上。相手の土俵で戦わないためにも、どんどん得点を積み重ねていくことが勝利への鍵だ。
連勝してグループリーグ突破を決めることができるか。注目の試合は24日23時キックオフだ。
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