1998年にスペインで生を受けたMFオスカル・ロドリゲスは、11歳の誕生日を迎えた直後の2009年7月にレアル・マドリードの下部組織に入団。以降、U-19年代ではキャプテンを務めるなど、大きな期待を受けながら順調にカテゴリーを上がっていく。
そして、2017年夏のプレシーズンにはインターナショナル・チャンピオンズ・カップに出場。マンチェスター・シティ戦で印象的な得点を決めるなど、トップチームでインパクトを残した。2017-18シーズンからカスティージャ(Bチーム)に昇格し、同シーズンのコパ・デル・レイでトップチームでの公式戦デビューを果たしている。
2018年夏からはレガネスにレンタルで加入。ラ・リーガ1部の舞台で初年度から31試合4ゴール4アシストを記録すると、2シーズン目は9ゴールと得点力に進化の跡が見られた。
一発の怖さが増した俊英は、2020-21シーズンからセビージャでプレー。この新天地で本格的なブレイクを目ざす。
スペインU-21代表では10番を背負っており、A代表のルイス・エンリケ監督がさらなる成長に期待する新鋭だ。
プレースタイル
“グティ2世”とも称されるオスカルは、細かいボールタッチから間合いの読めないタイミングでラストパスを繰り出すチャンスメーカーだ。レガネスでは主に左右のウイングやトップ下のポジションを務め、積極的な仕掛けで対戦相手を脅かしていた。
決定力も兼ね備えており、時には長距離から絶妙なコースを突いたシュートを叩き込むことも。セットプレーのキッカーもこなし、直接狙える位置ではどのゴールキーパーであっても最大限の警戒が必要となる。
動画:ゴール&プレー集
プロフィール・経歴
オスカル・ロドリゲス/Oscar Rodriguez
1998年6月28日生まれ 174cm・67kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2018-19 | レガネス | 31試合・4得点 |
2019-20 | レガネス | 30試合・9得点 |
2020-21 | セビージャ | 5試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2020年11月30日現在)
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