レアル・サラゴサに所属するMF香川真司が、コロナ禍における自身の状況を語った。
昨夏にスペイン2部のレアル・サラゴサに活躍の場を求めた香川は、新天地でここまで公式戦26試合に出場。2ゴール2アシストを記録し、リーグ戦2位と好位置につけるチームに貢献している。しかし現在、死者数が1日時点で9000人を超え、感染が拡大する欧州の中でもイタリアに次いで多い数字となっているスペインでは、完全にサッカーが中断している。
そんな中、1日にサラゴサの公式サイトでインタビューに応じた香川は、新型コロナウイルス感染拡大で多大な影響を受けていることについて言及。「今はフットボールに関してではなく、健康や感染拡大を防ぐことについて考える時。いつ練習に戻れるか、いつリーグ戦が再開するか何もわかりません」と改めて厳しい現状を口にした。
また、香川は精神面への影響について、「このような状況で集中することは難しいです。家から出ることもできず、いつこの状況が収束するかもわからないので不安です。ストレスも感じています」と吐露。それでも、「モチベーションや目標を持つため、日々のプランを立てたり、制限に耐えられるように心配をモチベーションに変える方法を見つけること」を考えるようにしていると明かした。
さらに、「しっかりと練習を続け、再開に向けて準備をすることが重要。他の選手も今後に良い結果を得るため、そして可能な限り最高の形でプレーするために一生懸命練習しています」とサッカーが再開される日を見据え、しっかりと準備していることを強調した香川。再開時には、また華麗なプレーでスペインと日本のファンを魅了してくれるはずだ。
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