レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ新監督は、MFエデン・アザールとFWヴィニシウスに期待しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
レアル・マドリードではジネディーヌ・ジダン前監督が2020-21シーズン終了をもって退任。後任には2013年夏から2015年夏にかけてもクラブを率い、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)制覇などを成し遂げたアンチェロッティ監督が再招へいされた。
『マルカ』によれば、アンチェロッティ監督は就任後最初の課題として掲げていることがあるとのこと。それは高いポテンシャルを示しつつも爆発し切れないヴィニシウス、超一流のタレントでありながらもチェルシーからの完全移籍加入から不本意なパフォーマンスに終始しているアザールの能力を最大限に引き出すことだ。
まずヴィニシウスについて、アンチェロッティ監督は同選手の有能さを信じており、フロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスCEOにもその思いを伝えているという。自信と安心感を与えることで、潜在能力を開花させられると考えているようだ。具体的には、重要な局面での冷静さと判断力を磨かせるべきだとしている。
また、アンチェロッティ監督はアザールについても疑う余地のないクオリティを完全に把握しているとのこと。問題は仕事への取り組み方だと考えられており、ベルギー代表でやっているような態度と献身性を示せるかどうかが鍵になると記事は指摘した。
開催中のEURO2020にベルギー代表メンバーとして参加中のアザール。レアル・マドリード加入以降はなかなか輝きを放てていないが、まずは代表チームで活躍し、ベストの状態で2021-22シーズンに入っていくことが期待されている。
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