10日に開催されたガーナとの一戦を4-1で勝利した日本は、決勝でチュニジアと対戦。タイトルをかけて大事な一戦に臨んだ。
この一戦に向け、森保一監督はガーナ戦から大きく選手を変更。GKにシュミット・ダニエルが入り、最終ラインには右サイドバックにDF長友佑都、DF板倉滉、DF吉田麻也、DF伊藤洋輝が入り、中盤のアンカーにはMF遠藤航、インサイドハーフにはMF原口元気とMF鎌田大地を並べ、3トップには右からMF伊東純也、FW浅野拓磨、MF南野拓実を起用した。
試合は立ち上がりから拮抗した展開で進む。前半4分にチュニジアがセットプレーからあわやというシーンを作れば、日本も28分にゴール前で南野にシュートチャンス。これは空振りに終わったが、互いに積極的な攻撃を仕掛けていく。
前半最大の決定機は36分。右サイドを抜け出した伊東がファーサイドへ絶妙なクロスを入れると、これに鎌田がフリーで反応する。しかし、滑りながらのシュートはしっかりミートせず、ゴール左へと抜けてしまった。その後、日本は右サイドを中心とした攻撃でチャンスを作るがなかなかシュートまでいけず。枠内シュート0で前半を折り返した。
後半、日本はなかなかボールを受けることができなかった原口に代え、MF田中碧をピッチへ。インサイドハーフに積極的にボールへと絡める選手を入れることで活性化を図った。
ただ、試合を先に動かしたのはチュニジアだ。54分、チュニジアが右サイドの攻略を図ると、ペナルティーエリア内で吉田が相手の選手を倒してPKを献上。これを沈められ、先制点を奪われてしまった。
ビハインドを追う展開となった日本は選手交代を駆使しながら攻撃に出るが、逆に一本のロングボールから吉田の対応ミスをきっかけに失点。また、後半アディショナルタイムにも前がかりになったところを突かれ、3失点目を喫してしまった。
日本は終盤、圧力をかけた攻撃で相手を押し込むが、ゴールネットを揺らすことはできず。そのまま試合は終了し、0-3の敗戦を喫した。
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