4位につけるユヴェントスは1日、最下位のヴェネツィアをホームに迎えると、35歳ボヌッチのバースデー弾2発により、2-1と勝利を収めた。合計69ポイントを獲得したアッレグリのチームは、同節で引き分けた5位ローマとの差が10ポイントに広がり、3試合を残して来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権獲得を決めた。ユーヴェ指揮官は試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返った。
「現在は勝利を収めることが重要だ。上手く試合にアプローチすることができたが、やや気を緩めてしまった時間帯があった。ただ失点後、すぐに立て直すことができたのは良かった。苦しんだが試合を最善の形でコントロールできていたように思う。とにかくUCL出場権を確保するために3ポイントを獲得できたことが重要だった」
さらにアッレグリは、初先発で印象的な活躍を見せた生え抜きの18歳MFファビオ・ミレッティに言及。「ミレッティはカルチョが上手い。カルチョができる選手は、他の選手よりも有利だ。まるでベテランのような落ち着きでプレーしていた」と賛辞を贈った。
この日、キャプテンマークを巻いてプレーしたベテランのボヌッチも、若き逸材を絶賛。「彼にはミスを気にすることなく、下部組織と同じようにプレーするよう伝えていたが、素晴らしいパフォーマンスだった。何度も縦を狙っていたし、実力を発揮してくれたと思う」と述べた。
35歳の誕生日をドッピエッタ(1試合2得点)で祝ったボヌッチ。「良い誕生日を過ごしたかったので、これ以上ない出来だった」と喜んだ一方、スクデット争いから脱落した今シーズンのチームのパフォーマンスについて、持論を展開した。
「リーグ戦での5ゴールはすべて主将を務めた試合だった。キャプテンマークを巻くと、自分の中で何かが起きるような気がする。今年、巻いた回数は少なかったが、みんなの模範になれるよう努めてきたつもりだ」
「このユニフォームを身にまとってプレーしている以上、最大の目標を目指して戦っている。だが今シーズンは前半戦のヴェネツィア戦のようにユーヴェにふさわしくないパフォーマンスもあり、自ら運命を難しくしてしまった。あと数ポイント獲得できていれば、スクデット争いに加われたはずだ。このミスを繰り返さず、来シーズンはより良い成績を収めなければならない」
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