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6日、日本代表は国立競技場で、FIFAランキング1位のブラジルと対戦した。試合は前半を0－0で折り返すと、77分にブラジル代表FWリシャルリソンが倒されてPK。これをネイマールが落ち着いて沈め、ブラジルが先制。終盤は相手の足が止まったところを日本が攻め込む時間もあったが、最後までゴールは奪えず。このまま試合は終了し、ブラジルが日本を1-0で撃破した。
試合後のフラッシュインタビューで日本代表主将を務める吉田麻也は「課題と収穫が両方ある試合だった」と振り返った。「立ち上がりは自信を持って前から行こう。落ち着いたらブロックを敷いて、相手の出どころを待ってショートカウンターを狙っていた。うまくできた部分もあれば、しっかり剥がされた部分もある」
「立ち上がりに失点しない」「0－0の時間帯を長くする」ことが試合のテーマとしてあったことを吉田は明かした。その両方のテーマにチームが応えた一方で「ブラジル代表のクオリティも、南米予選のようなもっとシリアスな試合とは違うと思う」と話し、「これはベースにしなければいけないけれど、W杯本戦ではもっと厳しい戦いになる」と更なるレベルアップを誓う。
この日は、日本代表にとって国立競技場がリニューアルされて以来初の試合となった。「（この環境で）ブラジルと戦えたことは意義のあることだと思っている」と話した吉田。「試合前に皆で、ブラジルを観に来ているお客さんも多いと思うけれど、最後は日本を応援してよかったと思えるような試合にしたいと話していた。またカタールに向けて一丸となって戦っていきたい」と今年11月に行われるワールドカップに向けて気を新たに引き締めた。
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