スペインのフットボール海賊版サイト“エル・リンコン・デ・ロハ・ディレクタ”の開設者ミゲルT.G.氏が、2年の懲役刑や50万ユーロ(約7000万円)の賠償金などの処罰を受け入れた。スペイン『マルカ』が報じている。
「一発レッドの片隅で」を意味するサイト“エル・リンコン・デ・ロハ・ディレクタ”は2013〜2018年の間、ラ・リーガなど人気フットボールリーグの中継映像を違法視聴できるリンクをリスト化して公開していた有名海賊版サイト。スペインプロリーグ機構や同リーグの放映権を有する映像会社メディアプロは、同サイトの存在を深刻に受け止めて法的措置を講じていた。
検察はミゲルT.G.氏に6年の懲役系など求めていたが、最終的に同氏は2年の懲役刑、50万ユーロの賠償金、18カ月分の罰金、IT・情報処理関係の2年間職務停止処分を受け入れた。なお懲役刑には、関係者全員の合意によって執行猶予がついている。
ラ・リーガとメディアプロの発表によれば、こうした海賊版サイトの開設及び運営による50万ユーロの賠償金は、過去最大級の額になるとのこと。両者は今後も継続して、権利を侵害する映像を配信、または紹介する行為の撲滅に尽力していく意思を示している。
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