4月28日(日本時間)に行われたボローニャ戦でまさかの敗戦を喫し、首位浮上の好機を逃したインテル。だがセリエA2連覇を目指すチームはすぐさま立ち上がり、2日のウディネーゼ戦は終始リードを保った末、2-1と勝利を収めた。首位ミランとの差を2ポイントのままキープすることに成功したインテルの指揮官は、敵地での白星を喜びつつ、リーグ戦での逆転優勝へ意気込みを示した。
「コンディションの良いチームが相手となったが、パーソナリティと気持ちの入った偉大なプレーを見せることができた。インテルは何もあきらめない。ただ勝利だけを求めていた。まるでホームであるかのように感じさせてくれたサポーターにも感謝したい」
「選手たちとも話をしていたが、ウディネーゼはクオリティがあり、フィジカルも強いチームだ。インテルにふさわしい重要なパフォーマンスを見せなければならないことは分かっていた。2-0から失点し、やや下がり気味になったが、それでもほとんど危ない場面はなかったように思う」
「今日の試合はかなり警戒していたが、上手く勝利を収めることができた。戦術や戦略とは別に、選手たちがこうした難しい試合に必要となる闘志と決意を示してくれたように思う。5月であることも踏まえれば、チームは良い状態にあると言える。これからコッパ・イタリア決勝もあり、決定的な試合が待っている。チームは最後まで信じている。これから残り3試合で9ポイント獲得できるわけであり、あらゆる可能性が残っている」
「ミランが試合を終えた後でのプレー? 慣れていなければならないことであり、何も変わらない。今日は後だったが、次戦は先にプレーする。個人的にはインテルの試合に高い集中力を保っており、選手たちも同様だ。イタリア杯の前にはエンポリ戦もある。重要な一戦であることを自覚し、1試合ごとに集中していきたい」
「今年はスーペルコッパを制し、リーグ戦やイタリア杯でも優勝の可能性を残している。きっとファンは楽しんでくれているはずだ。(チームの応援歌のように)クレイジーなインテル? スーペルコッパを制したのがクレイジーだったのなら、スクデット争いもイタリア杯もクレイジーであって欲しい」
最後にインテル指揮官は、88分に右ひざを痛めて途中交代したニコロ・バレッラの状態について言及。「バレッラは強く打撲しただけのように見える。チームにとって極めて重要な選手であり、今日も素晴らしいパフォーマンスを見せた。問題ないことを願っている」と述べた。
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